実は、、、伝え方には技術があります >>「伝え方が9割」
AI6(エイム)といいます!
今回は佐々木 圭一さんが書かれた「伝え方が9割」について解説していきたいと思います
なんと!本書は100万部を超えるベストセラーで、カンヌ国際広告祭で3年連続受賞するなど輝かしい実績を残しています!
コミュニケーション力を伸ばしたい方、コトバで感動を与えたい方は、ぜひ一度手に取ってみることをオススメします!
本書について
どんな内容??
本書は以下の2つをコンセプトにしています
- 伝え方はシンプルな技術
- 感動的なコトバはつくれる
すなわち、うまい伝え方は「才能」ではなく、「技術」であるということです
ぜひぜひ習得していきましょう!
壮絶な著者の人生
こんな本を書いているのだから、著者はさぞコミュニケーションが得意な方だと思うでしょう
しかしながら、著者の佐々木 圭一さんはそんな「コミュ力お化け」とは全く異なる人生を歩んできましたΣ(・□・;)
- 幼少期:転校ばかり→人と話すのが苦手に
- 大学時代→理数系(機械工学)に進学←伝えるのが苦手だったから
- 就職:大手広告会社に入社←伝えるのが上手になりたかったから
- 会社員時代:コピーライターとして配属→伝え方の技術を知る
つまり「コミュ力お化け」どころか「コミュ障」だったわけです
こんな人におすすめ!
- 人の心に届く伝え方を知りたい!
- コミュニケーションを武器にしたい!
- ビジネス/人生で成功したい!
伝え方の技術
「NO」を「YES」に変える基本ステップ
お願いを「NO」から「YES」に変えるには、3つのステップを踏みましょう
STEP 1:自分の思考をそのままコトバにしない
頭の中にスッと出てきたお願いは、自分の欲望を率直に表したものです
これは相手の都合を一切考えていないので、相手の心に響きません
そのため、頭に浮かんだお願いをそのまま口にするのはやめましょう
STEP 2:相手の思考を想像する
自分のお願いに対して、「相手がどう思うのか?」「相手が普段どんなことを考えているのか?」を想像してみましょう
相手のメリット(欲求)を考えることが大切です
STEP 3:相手のメリットを届ける
相手のメリットを想像することができたら、自分のお願いと結び付けましょう
つまり、自分のお願いで相手の欲求を満たせばよいのです
相手にとってメリットがあれば、快く引き受けてくれます
「イエス」を引き出す7つの方法
前述した「STEP2:相手の思考を想像する」で使える7つのテクニックを説明します
実は、テクニックを用いることで、より相手のメリットが鮮明になり、「YES」を引き出せます
方法1:相手の好きなこと→王道
「すごく美味しいワインがあるんだけど、うちに来ない?」
相手の好きなこと(したいこと)と自分のお願いを結びつける方法です
前述の図がこれにあたり、最も王道です
もはやこれだけで「YES」を引き出せるといっても、過言ではありません 笑
方法2:相手の嫌いなこと
「山に入らないで」→メリットなし
「この山には熊が出ます」→熊を回避するという、メリットあり
相手の嫌いなことを回避させることで、メリットにつなげる方法です
方法3:選択の自由
「恋愛映画とホラー映画、どっちがいい??」
人の「選びたい」という本能を刺激する方法です
よくある「デートの誘い方」として、有名な方法ですよね 笑
方法4:承認欲求を満たす
「バーに行かない??君のお酒の知識に頼りたいんだ」
「他人に認められたい欲」、すなわち「承認欲求」を満たす方法です
人は誰かに認められるためならば、面倒事でも引き受けてくれます
方法5:特別感を与える
「残り1点の商品になります いかがでしょうか?」
相手に「あなた限定」という特別感を与える方法です
皆さんご存知の通り、日本人は限定に弱いですよね 笑
方法6:共同作業
「よし!一緒に掃除しよう」
相手に「チームワーク」を意識させる方法です
人は誰かがやるなら、自分もやりたくなる生き物です
「掃除してください」よりも好印象ですよね!
方法7:感謝
「いつも付き合ってくれてありがとう!また行かない?」
相手に感謝を伝える最終手段にして最大の方法です
人は感謝を伝えられると「NO」と言いづらくなる生き物です
ついついお願いに応えたくなっちゃいますよね。。
強いコトバをつくる
ここでは、人の感情を動かす「強いコトバ」をつくる方法を説明します
身につければ、「感動」というつかみどころがなさそうなものを操ることができます
方法1:サプライズ法
「そうだ!京都にいこう」
「信じられない!今日晴れるなんて」
コトバに驚きを加える方法です
こうした感情をコトバにするだけで、相手の心に届きやすくなります
方法2:ギャップ法
「これは私の勝利ではない、あなたの勝利だ」
「他が下手に聞こえるほど、歌がうまい」
あえて反対のコトバを使うことで、前後にギャップをつくる方法です
ちょっと印象が強く感じがしますよね 笑
方法3:赤裸々法
「顔が火照るほど、あなたにドキドキしている」
「息が苦しいほど、疲れてる」
自分の感覚をコトバにする方法です
より人間味があって力強いですよね
方法4:リピート法
「人民の、人民による、人民のための政治」
「どんなときも、どんなときも、僕が僕らしくあるために~♪」
コトバをリピートすることで、記憶に刷り込む方法です
リズミカルになるだけでなく、感情をのせることができます
使いすぎると、しつこいのでご注意を 笑
方法5:クライマックス法
「ここだけの話ですが、オシャレなバーを見つけました」
「実は、この間財布を落としまして。。」
相手の期待を高めることで、興味を持たせる方法です
皆さんもお気づきかと思いますが、本記事のタイトルにも使われてますね 笑
おわりに
今回は佐々木 圭一さんが書かれた「伝え方が9割」について解説させていただきました
まとめると以下の内容です
- うまい伝え方は「才能」ではなく、「技術」である
- 「NO」に変えるには「YES」には相手のメリットを想像することだ
- 強いコトバを使えば、相手の感情を動かすことができる
実のところ、僕もまだまだ実践できていません 笑
(なんとか習得しなくては。。。)
本書のリンクを貼っておきますので、興味が湧きましたらぜひ一度読んでみることをオススメします!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!!